1つ前の記事でマグニフィセントセブンの決算についてまとめました
この記事では、以下の銘柄(マグニフィセントセブン)について、現在の株価に対するPERとPBRを整理しておきます
配当利回りもついでに書こうと思いましたが、これらの銘柄は高配当銘柄ではありませんので利回りがとても低いです・・・ なので省略します
そもそもPERとPBRとは?
PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株当たり純利益(EPS:Earnings Per Share)の何倍まで買われているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の利益水準に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PERの数値は、低いほうが株価は割安と判断されます。なお、1株当たり純利益は当期の予想数値を用いるのが一般的です。
PBRとは「Price Book-value Ratio」の略で、株価が1株当たり純資産(BPS:Book-value Per Share)の何倍まで買われているかを見る投資尺度です。現在の株価が企業の資産価値(解散価値)に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。なお、PBR=1倍が株価の底値のひとつの目安(株価と資産価値が同じ)とされてきましたが、長い間PBRが1倍を下回ったままの銘柄もあり、必ずしも底値の判断基準とすることはできません。
これらの値が1倍よりも高いと、人気または買われすぎと判断できそうです
ただ、どのあたりの値から買われすぎと判断するかはセクターによります
マグニフィセントセブンのPERとPBR
- AAPL アップル
- PER 31倍 (平均より下)
- PBR 47倍 (平均より上)
- AMZN アマゾンドットコム
- PER 60倍 (平均より下)
- PBR 9倍 (平均より下)
- GOOGL アルバフェットA
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PER 26倍 (平均より下
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PBR 7倍 (平均より下)
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- META メタ
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PER 32倍 (平均より下)
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PBR 8倍 (平均より下)
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- MSFT マイクロソフト
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PER 44倍 (平均より下)
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PBR 15倍 (平均より下)
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- MVDA エヌビディア
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PER 415倍 (平均より上)
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PBR 81倍(平均より上)
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- TSLA テスラ
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PER 45倍 (平均より下)
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PBR 9.8倍 (平均より下)
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先ほど比べるのは同一セクターの平均値だと書きましたが、ひとまずこれらの銘柄の平均を出してみました
PERの平均 93倍
PERの平均 25倍
↑のリストの右にこれらの平均値と比べた値をまとめています(株価っぽく、平均よりも上なら緑色、下なら赤色にしました)
PERとPBRに対する雑感
気になるのは、エヌビディアのPERとPBR高すぎないか?ということですね・・・
なんでエヌビディアの株価がこんなに期待されてるのかは、決算資料を読まないとですが、英語なのでちょっと荷が重いですね・・・
最近はどの分野でも機械学習が流行っています
よく新聞やニュースでは機械学習のことをAI (Artificial Intelligence、人工知能)
と略してニュースになりますが、実際には機械学習はあくまでAIのうちの1つです
おそらく、素人受けへのウケがいいようにAIという言葉を使ってるんだと思います
他にもVtuberというのもありますが、あれもパソコンの上であぁいう処理をするにはグラボは必須です、それもすごくいいグラボが
同様にFPSなどのゲームをPCでやる上でもグラボは欠かせません
最近はずっとエヌビディアが一強でしたが、他のメーカーもグラボが作っていたと思います
2022年12月の記事ですが、Arm・AMD・Intel・NVIDIAなどの名前が上がっています
もしグラボで株価が上がってるのなら、これらの株価もこれから上がるのかも?(Armはすでに爆上げ済ですが)
エヌビディアの時価総額
ですが、中国の株式市場と同じ時価総額だそうです(驚愕)
エヌビデア:
— Gold River (@Goldriver2020) 2024年2月10日
中国の株式市場と
同じ時価総額です
バンカメ証券 https://t.co/gZA3ogt0Mo