理学博士が投資資産1億を目指した記録

このブログは、投資で1億の資産を作ることに挑戦した記録です

【楽天証券・特定口座】個人投資家は確定申告をした方が良いか? → 損益繰越で税金を減らそう(申請編)

 

確定申告中の女性

https://pixabay.com/ja/

 

2023年度の譲渡損益と配当について確定申告を行ないましたので、その記録です

 

この記事は、前回の記事の続きです。確定申告の準備は前記事へどうぞ

coffee-kabu.hatenablog.com

 

 

注意:実際に数字を入力する前の説明がクッソ長いです。入力部分から知りたい人は

このあたり から読むのが良いと思います

 

 

事前準備:特定口座年間取引報告書を取得する

楽天証券にログイン

右上のマイメニュー

左から2列目の「確定申告サポート」

特定口座(源泉徴収あり)のところにある「取引報告書等(電子書面)」を選択

ここから2023年度の特定口座年間取引報告書が閲覧できます

 

取引報告書等(電子書面)

ここでpdfを手元にダウンロードしておくと良いと思います

また、一番右にある「XMLで保存」というのもやっておくと後ですごく楽できます

 

国税庁の確定申告マニュアルを確認

まずは国税庁さんのマニュアルも確認しておきましょう

www.nta.go.jp

 

令和5年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2023/kisairei/kabushiki/index.htm

 

いろいろな場合が載っていますが、特定口座で源泉徴収ありならほとんど証券会社が勝手にやってくれることです

今回は、事例5の「特定口座の譲渡損失を配当所得等から控除し翌年以後に繰り越すケース」が関係あることだと思います

また、自分の場合は事例6の2022年度から繰り越した損を2023年度の利益から控除したいのでこれもやっておきます

 

入力フォームにたどり着くまでは以下のpdfに沿っていくと良いと思います

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2023/pdf/Q/Q1.pdf

自分でも実際にやってみたので、そのメモがてら以下にスクショをペタペタ貼っておきます

 

 

e-Taxで作業開始

www.e-tax.nta.go.jp

 

↑ここにアクセスして・・・

確定申告

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

↑ここの緑色のボタンをクリック・・・

 

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

↑左の「作成開始」をクリック・・・

 

確定申告

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

↑特にこだわりがなければ、「スマートフォンを使用してe-Tax」をクリック

ICカードリーダーがなくてもスマートフォンで、アプリを入れると本人確認を行うことができます

 

また、私は特にこだわりがありませんので、紙媒体ではなくてこのままオンラインで完結しようと思っています

 

(この後、OSのバージョンが古いと怒られましたが、まぁ見なかったことにしましょう)

 

令和5年分の申告書等の作成

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

 

↑「令和5年分の申告書等の作成」 → 「所得税」を選択

 

マイナポータルと連携

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

 

↑この画面はマニュアルにはないんですが・・・

まぁマイナポータルと連携しておいて損はないでしょう

うろ覚えですが、去年やったときはふるさと納税額とかが自動入力されたような・・・?

 

スマートフォンにマイナポータルアプリをインストールしてください

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

マイナポータルアプリをインストールせよ、とQRコードが出てきます

まだの人はインストールしておきましょう

 

余談ですが、マイナンバーカードは意外とできる子ですw コンビニで、印鑑証明や住民票などをサクサクっと印刷できたり

マイナンバーカードがあるとパスポートもオンラインで申請できます(自分で写真と著名の写真をを撮って申請できます)。これによって、パスポート受け取りで1回だけ窓口に行くだけで済みます

あとは、ワクチン摂取歴や病院でもらった薬の履歴が見れるのも便利ですね(これらの情報はユーザー側が使うんじゃなくて、病院側にとってそういう情報を共有されるのは今後役に立つ機会が多そう)

使いこなしてれば、日中働いてる人はかなり助かると思います〜

ありがとう、菅元総理

余談終わり

 

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

↑と出ますので、このまま進みましょう

 

マイナポータル

 

QRコードでログイン」→この後QRコードが表示されますので、これをスマートフォンのマイナポータルアプリで読み取ります

まずは、アプリを起動して一番下にある「読取り」からQRコードをスキャンします

利用者証明用電子証明書のパスワードを入力します(4桁の数字です)

 

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html



 

 

パスワード入力後、カードを読み取ります

(オンライン確定申告のときは、iPhoneのどこにカードを当てていいのか、またどのタイミングで当てるのか全くわからずに30分くらい彷徨いました。当時はtwitterでその文句をめっちゃ呟いていた覚えがあります)

 

↓読み取り方は、写真のように、iPhoneの背面にカードを当てます

当てたまま、スマフォ画面一番下の「読み込み開始」をタッチ

その後でパスワードが合ってれば認証完了みたいな表示が出ると思います

 

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html



認証が完了すれば、ひとまずパソコン画面に戻ります

 

次に、e-Taxの登録状況を確認します

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

↑パソコンで表示されているであろう画面

「次へ進む」を選択

 

この後、自分の本名や住所などが表示されます

訂正・変更がある場合は画面左下のボタンを選択して修正

 

マイナポータルから証明書等データの情報を取得します。取得したデータは画面の下部に表示されます。

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

「取得する」を選択するとこんな画面が出ると思います

オレンジ枠の「マイナポータルに移動して情報を取得」を選択

 

諸々「OK」を選択して進む・・・・

 

自分の場合、今年支払った医療費が表示されました

おそらく10万円を超えた場合の高額医療に該当する人はこれで入力が楽になる感じでしょうか?

自分は1万ちょいだったので関係なさそうです

 

右下の「申請書を作成する」を選択

令和5年分 所得税及び復興特別所得税の確定申告書作成コーナー

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

やっとこさ、ここまできました!

国税庁のマニュアル(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2023/pdf/Q/Q1.pdf )で、

4ページにあるステップ1とステップ2の間にこんなに工程が含まれているとは・・・・

 

 

 


 

損益を翌年に繰越申請

ここからは、最初に貼った国税庁

【事例5】特定口座の譲渡損失を配当所得等から控除し翌年以後に繰り越すケースhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2023/pdf/kabushiki_case04.pdf

の説明に合流できると思います

 

作成する確定申告書の提出方法

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

ここで「e-Taxにより・・・」をチェックしておく

 

↓下の申告内容に関する質問は、人によって内容が違うと思います

自分の場合は、下の「給与以外に申告する収入はありますか?」は「いいえ」を選択

ふるさと納税の控除申告はここで行います

申告内容に関する質問


https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

 

 

↓ 収入金額・所得金額の入力という画面に行き着くと思います

収入金額・所得金額の入力

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

ここからは、入力内容は完全に人それぞれだと思うので

【事例5】特定口座の譲渡損失を配当所得等から控除し翌年以後に繰り越すケースhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2023/pdf/kabushiki_case04.pdf

を見ながら進めるのが良いと思います

(と言っていますが、あまりに手順が長すぎてブログ記事化するのが心がおれそうです・・・)

 

大事な点だけ・・・

↑のマニュアルに従って進めていくと、証券会社から交付された特定口座年間取引報告書を入力するところがあります

ここさえきっちり抑えておけば、きちんと損益の繰越ができるので、そこだけ慎重にやったほうが良いと思います

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

「株式等の売却・配当・利子等の入力」のところで、楽天証券からダウンロードしたXMLファイルをアップロードする

これで数字を手入力する必要がなくなるのでとても楽ができます!!!

 

 

余談ですが、アメリカ株で保有してるAT&Tが昔スピンアウトして、そのせいで割り当てられた株が一般口座に入っていて(自分ではどうしようもできない)

確定申告をどうしたらいいのかわからずにあれこれ調べてことがあります

何事も勉強だと思うので、わかるまで調べてもらってやるのが良いと思います(投げやり)

 

 

 

前年分からの繰越譲渡損失を本年分の譲渡所得等及び配当所得等から控除するケース

【事例6】前年分からの繰越譲渡損失を本年分の譲渡所得等及び配当所得等から控除するケース

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2023/pdf/kabushiki_case05.pdf

これもマニュアルに従って入力していくと良いです

基本的に↑の損益を繰越控除する場合と同じだと思います

 

マニュアル13ページにある「繰り越された譲渡損失を入力する」のところで、去年(令和4年度)の確定申告の控えが必要になります

それを見ながら、確定申告書付表の5, 7, 8番を入力すればOKです

 

給与所得を入力

これはやったほうがよいのかわからないんですが、給与所得も入力しておきました

会社からもらった源泉徴収票が手元にあれば、それを見ながら入力するだけでOKです

ここに関しては、源泉徴収票のどこを見て値を入力すればいいのか書いてあるのでとてもわかりやすいです(国税庁GJ)

一応職場ではすでに、年末調整は済んでいます

 

 

ふるさと納税の寄付を入力して控除を受ける

収入に関する入力が終わったら、「所得控除の入力」へ推移します

ここで、「寄附金控除」というところにふるさと納税の寄付額を入力します

 

どこにいくら寄付したかを手入力しないといけないので、寄付の証明書が必要です

この記事のどこかで、マイナンバーカードを使うと、寄付先が自動入力されると書いていましたがあれは幻想でした。完全に手入力でした

 

「ここがマイナンバーカードで自動化できたら楽なのになぁ〜」という苦情が、自分の中で反芻され続けた結果、いつの間にか自分の頭の中ではすでに実装されているものだと思っていましたw

ふるさと納税

https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin.html

去年はこんなに寄付をしたっぽいです (ふるさと納税についてはまた別の記事でまとめます)

 

税金の還付金額

自分の場合、12000円くらい還付されるそうなんですが、なんで・・・・?

去年の配当は、62039円もらってて、それの0.2掛けたらそれくらいだから、配当への税金が全部返ってくるってことかなぁ?

だとしたらありがたい! そのまま全部、投資へゴー!

 

還付の受け取り方法は、ゆうちょとかを選べますが、すでにUFJを登録しているので

「公金受取口座への振込み(公金受取口座を登録済みの方に限ります。)」を選択

 

 

本人以外に扶養家族のマイナンバーの番号が必要らしいので、途中ですがここで申請を止めたいと思います

続きはまた明日