理学博士が投資資産1億を目指した記録

このブログは、投資で1億の資産を作ることに挑戦した記録です

【米国債・TMF】モルスタによる世界経済の見通し+ハードランディングとソフトランディング その2

前記事の続きです

coffee-kabu.hatenablog.com

 

 

モルガン・スタンレーの出した世界経済見通しの資料をもう少し読み進めてみましたので、そのまとめです

 

過去のFRBの利下げの歴史

 

https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/insights/market-insights/guide-to-the-markets/

このプロットは、上半分が横軸が年、縦軸がFRB政策金利とインフレ率を表しています。値が右の軸で表されています

菱形の印は、利下げが始まった日を表しています。

 

利下げが起こると、景気後退が起こると言われれており、この図からもその傾向が見て取れます

図で灰色の帯状になっているところは、米国の景気後退時期です

下図は雇用者数の伸びを表していますが、灰色のところで急激に悪化してることがわかります

過去の11回の利下げの中で、6回の景気後退が起こったようです

 

利上げ終了から利下げまでの期間

https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/insights/market-insights/guide-to-the-markets/

図の右上に利下げ終了〜利下げまでの期間のこれまでのまとめ書かれています

全体で言うと、平均5.7ヶ月ですが、2000年以降のみに絞ると平均10ヶ月みたいです

 

2023年の米国政策金利の最後の利上げは9月に行われたようなので、5.7ヶ月後となると2024年3月になりますね

それで、「3月に利下げか?」というニュースをよく見かけるわけですか・・・

まぁ、投資家とかいろんな人がいつ利下げするのか? まだか? とFRBにプレッシャーを与えてるんでしょうね

www.nri.com

 

 

ハードランディングとソフトランディング

利下げが起こると、ハードランディングが起こるとよくニュースでみますが、その言葉の意味をまとめておきます

www.moomoo.com

ハードランディング:中央銀行が高すぎたり急に金利を引き上げすぎたりして、インフレ率の上昇を抑えきれず、最終的には経済を不況へと導く場合です。ハードランディングは、経済の急激な衰退、失業率の上昇、経済活動の低下を特徴としています。

逆にソフトランディングは

www.smd-am.co.jp

元々は、軟着陸を指す⾔葉で、景気が緩やかに減速することを指します。

要するに、利下げによる景気後退の激しさを表現しています

 

 

いずれにせよ、$TMF ホルダーの自分は利下げをじっくりと待つだけです

 

直近の政策金利関連のニュース

www.bloomberg.co.jp

www.bloomberg.co.jp

 

まぁこういうニュースはそれぞれの立場で、その人の願望を語ったものだと思うので

これを見てどうこうという話ではないと思います

FRBからの発表を待ちましょう

 

FOMCFederal Open Market Committee、連邦公開市場委員会)は、米国の金融政策を決定する会合です

次回、FOMCは1/30~31にあるようなので、もうしばらく待つしかないですね〜

その次は3/19~20ですね

3月、6月、9月、12月の発表では、FRBが経済予測の概要を発表するそうなので、そちらが楽しみですね〜

実際、米国債金利が下がるとしても、FRBの発表の前から下がり始めるので、いい感じのところで $TMF を追加購入したいです

equity.jiji.com